ターナー女性として生きる

病気持ちですが、普通に生活してます。

合併症について

ターナー症候群と診断された場合、合併症を伴う場合があります。

骨粗鬆症などの骨の障害

骨の成熟に関与する女性ホルモンの分泌が不足することが原因で起こります。

また、この女性ホルモンには骨量を増やす作用もあります。

そのため、ターナー症候群の子は若い時期から骨が形成されづらく、骨粗鬆症を起こしやすくなります。

 

■中耳炎や難聴

耳の奇形が認められる場合には、中耳炎や難聴に注意する必要があります。

中耳炎をくり返すと難聴を発症するケースもあります。


■腎機能低下

馬蹄腎(ばていじん:両方の腎臓の一部がつながり、馬の蹄に見えることからこの名になったとされています)などの先天性の腎臓奇形による症状があれば手術を行うことが有効です。

ただし、馬蹄腎そのものには病状がなく、特別な症状がない場合は、治療は必要ありません。


甲状腺障害

低身長は成長ホルモンだけでなく甲状腺ホルモンの分泌量に問題がある場合にも発生します。

甲状腺の障害は、便秘や無月経の促進にもつながりやすいので、甲状腺ホルモンの投与などで改善を試みます。


■心、血管系障害

大動脈縮窄症や僧帽弁逸脱、大動脈二弁合併症など命に直結しやすい合併症が心臓血管系の障害です。

定期的な受診や必要に応じて手術などを行う必要があり、無理のない生活の維持が求められます。

 

 

その他、糖尿病や肥満症などもあるほか、症状は変化したり進行したりすることもあるので、生涯に渡って注意が必要です。